会話術を身に付けようと話し方教室に行ってはみたけれど・・・
私は引っ込み思案な性格で、口下手な上に人見知りが激しくて、人とうまく話せませんでした。
話せないといっても、話しかけられれば頷きもするし返事もします。
しかし、その後の言葉がなぜか出てこないんです。
何か話そうと思えば思うほど緊張してきて、結局、何も話せないままに終わってしまいまう。
そんな内気な人間でした。
子供の頃は多少からかわれたりしながらも、大したイジメのようなものもなく何とか過ごしてきたわけですが、さすがに社会人になって、あまりにも話下手では損をすると感じて、このままではマズいと思うようになってきました。
それなら会話術でも身につければ良いのではと、思い切って話し方教室に通うことを決心したんです。
決心 ・・ した ・・・ はず ・・・ だったんです。
・・・ が、ダメでした。 2日で挫折です。
教室に行く前から緊張してしまって、教室に一歩足を踏み入れた瞬間から、もう足はガクガク・心臓バクバクです。
意識しすぎていつも以上にしゃべれません。
結局、入学早々に登校拒否といったような状態になってしまいました。
あまりにも早い挫折。
最初に収めた入会金と受講料は無駄に・・・イタい・・・ そして自分自身が情けない。
きっと、同じような悩みをお持ちの方でなければ理解しにくいことかもしれませんが、人とのコミュニケーションが苦手な私のような者にとっては、たとえ講師と受講生だけしかいないとしても、人が集まる教室そのものがツライんです。
何がどうのようにツラいのかなんて言葉でうまく説明できませんが、とにかく苦手としか言いようがありません。
浅はかでした。
会話術を身につければ自信もついて、人と話すことが少しくらいは楽しくなるのではないのかなんて。
そんな会話術を身につけたり、話し方の理屈を知ること以前に、大きな問題があったんだと気付かされました。
まずは、このわけのわからない緊張感を何とかしなければ、話し方を学ぶどころではありません。
話し方教室で会話術を習う、その前に・・・
自分は自意識過剰なんだろうか?
人の目を気にし過ぎてるんだろうか?・・・
たしかにそういう面もあるとは思うけど・・・
よくよく考えてみれば、私は営業職のような人と話す仕事でもなければ、人前でスピーチすることもありません。
何も会話術などという大袈裟なものじゃなくても、単純に人と普通に話せるようになれればいいんです。
なんとなく逃げてるだけのように思われるかもしれませんが、それが本音というか教室に行こうと思った原点なんです。
なので、話し方教室とはいっても、「あがり症克服を目的としたもの」を受講したわけです。
ところが、“教室”というだけで学校に通うのと同じように感じて、私はたったそれだけのことでも構えてしまうのです。
つまり、“学校に通う、学校で授業を受けるんだ”という気持ちが、行く前からすでに余計な緊張を招いていたんです。
原点を忘れて、「話し方教室で“会話術”を習う」というような発想になってしまったのがそもそもの間違いでした。
今にして思えば、私のような者はマンツーマンでカウンセリングを受けた方が良かったのではないかと思っています。
会話術のテクニックを学ぶよりも、単純にあがり症を直しにいくと思ったほうが緊張しなかったのかな?
なんて・・・
結局、このような経験で解ったことは、話し方教室というような自分の苦手とするところに行こうと思う前に、まずは話し方教室に通える程度には人と話すことに慣れなておかないと前には進めないということでした。
そこで、ある程度までは自力でなんとかしなければ思い、あがり症などについて書かれた本を読むことにしたのです。
・・・が、たしかに読んでるときは「なるほど!」と感心はするのですが、実践する段階でまたしてもつまずいてしまいます。
これは困ったものだと思い、何か良い解決策とかはないものだろうかと思いながら、ネットであれこれ調べていると、何やら怪しげなサイトを見つけたんです。
ご存知の方もいるかもしれませんが情報教材というものです。
結論から言うと、これが正解でした。 最初からこうしていれば話し方教室に行く必要も本を買う必要もなかったのです。
話し方教室に行く必要がなくなった会話術教材との出会い
最初にその販売サイトを見たときは、何とも怪しげな感じがして、内容もどこまで信じていいものやらと思ったほどです。
どんな内容だったかを簡単に言うと、「90日もあれば人に好かれる会話術がマスターできる」というようなものでした。
ただ見た目には怪しげに感じたサイトでしたが、長い文章を読んでいるくうちに、内容が気になって調べてみました。
しかし、いろいろ調べてもこれといった情報は見つかりません。・・・いったいどういうものなんだろう?
調べて分かったことといえば、この販売サイトにも書かれてあることですが、この教材の作者は会話コンサルタントで、相談者に配布するために作成したテキスト教材が、この教材のベースになっているということです。
そして、このテキスト教材は相談前の準備段階で配布するものだったそうで、このテキスト教材を実践した結果、直接相談をする必要がなくなるほどに、よい結果を出す人があまりにも多かったことから販売するに至ったということです。
その他で分かったことといえば、この教材を販売している会社には扱う商品に対して厳しい審査があることくらいです。
どこまで信じればいいのか?
とても悩みましたが、もう他に手段も思い浮かばないし、これからまた何冊も本を買ったり、話し方教室に行くよりははるかに安上がりで、メールサポートとかも受けられるみたいなので、勇気を出して買ってみました。
ダウンロード版と冊子版がありましたが、スグに内容を確認したかったのでダウンロード版にしました。
情報教材ってどういうものかよく分からなかったのですが、買ってみていわゆる電子書籍ということが分かりました。
そして通常の読み物と違う点は、教材と言うだけにメールでのサポートなどのサービスが付随していることです。
電子書籍といったのは私が買ったのが、ダウンロード版だからですよ。(冊子版はそれが印刷されたものと思います)
本屋で買った書籍と違うのは内容が具体的だったということと、一般書籍は無難な表現で曖昧にされていることが、こういった教材でははっきりと分かりやすく表現されているので実際に行動に移しやすかったということです。
とりあえず教室に行くよりははるかに安いとはいえ、無駄にはしたくはなかったので書いてある通り実践してみました。
・・・これが意外と私でも実践できるような無理のないものだったので思ったほど難しくはありませんでした。
不思議なものです。
教室に通うとなるとあんなにも緊張してしまうのに、マニュアルの通りにちょっとした練習をすると、それほど緊張することもなく、自分でも少し驚いてしまうほどに普通っぽく振舞えてしまいました。
そして、それを何度か繰り返していくうちに、人と話すことにも慣れてきて緊張しながらも普通に話せるようになりました。
何よりも職場で人付き合いが少しずつ出来るようになってきたことで、安心感を感じられるようになってきたのです。
周りの人が、自分に対して優しくなったような感じさえします。
話すことの大切さを実感する日々です。
少なくとも教室に行けるようになろうと思ってはじめたことでしたが、結果的に教室に行く必要がなくなってしまいました。
結局、私はいろいろと遠回りをしてしまいましたが、私のような引っ込み思案で人との接触が苦手な人間にとっては、話し方教室などに通うよりも、このような自分自身で実践できる教材が合っているのでは思います。
そして、私と同じような悩みをお持ちの方に、こういった方法もあるということをお伝えしたくてこのHPを作りました。
話し方教室などに行くのが億劫だと思っている方は、こういった方法も検討されてみてははいかがでしょうか?
参考までに、⇒私が購入したというのはこちらです。